美しきは美しき

感じたことのメモ書きです

優しさの輪廻

先日ウチのおじいさんが亡くなった。

亡くなった今思うのは、おじいさんの優しさ。

 

おじいさんはいっぱいものをくれるとか、そんな寄り添い方じゃなく、子供の僕がしたいことを尊重して、手伝ってくれるというやり方で愛してくれた。

 

わらじ作り、昆虫採集、竹馬、竹とんぼ、本格的なゴム鉄砲作り、ウクレレ作りなどなど、殊ものづくりに関しては、おじいさんも真剣に楽しんでいたように思う。

 

昔からものづくりが好きで、大人になっても靴作りしたり、将来建てる家は自分で建てる、とか志してしまうのは遺伝のせいだったか、とお通夜で気づく。

よく子供の頃にいったおばあさんの地元の豊岡の別荘はおじいさんが建てたらしい。(基礎は外注)

 

自分の顔をみてたまにおじいさんの面影を感じていたが、DNAにもはっきり残ってるもんだ。焼け残った大腿骨をみてみんな立派だ、と言っていた。僕のもそうだろうか。

 

トマトにマヨネーズをつけ白米と一緒に食べていたおじいさん、僕はあなたがくれた優しさに感謝して、おじいさんの優しさを輪廻させていきます。